asia gateway
loginmembership
add favoritesemail
[釜山ショッピング] 日本人にも好評、韓国生まれのセンベイ店 - 「釜山ㆍ慶南」 旅行ㆍ情報の窓口
Busan Tour > Shopping
twitter    facebook       max min print
日本人にも好評、韓国生まれのセンベイ店
1954年創業「イデミョンガ」の味の秘話
[Write date]  2012-04-06 오전 11:22:20

人目やお金に気を遣わないで、好きな仕事に没頭してながら家庭を持てば、当の本人は職人として尊敬を受けるが、家族は幸せだろうか。「イデミョンガ(이대명과)」の58年の歴史はセンベイに「夢中になった」父とその道から逃げようとしたが、結局同じこだわりで運命を歩んでいる息子の一代記だ。

「イデミョンガ」キム・ナムホ(49)代表理事は、12、3才の時から父親を手伝ってセンベイを作っていた。かまどに煉炭を入れ、手で形を作ったセンベイを一日中焼いていた。形が曲がったり、生地がうまくできないと、父親は叱り飛ばして、それをごみ箱に投げ込んだ。10代後半に「この道で成功しよう」と思ったが、逃げ出したいくらい辛いことの方が多かった。

キム代表の父親は両親と養父母を相次いで早くに亡くし、10代の頃からソウルの和菓子屋でセンベイを習った。20代始めにソウル、鷺梁津(ノリャンジン)に早くも自分の店を構えたが、商売よりも最高のセンベイを作ることが重要だった。 韓国人の口に合うセンベイとその味を作り出す機械を製作することは常に儲け以上のお金が必要だった。 1980年代初めに国内初の機械開発に成功したが、家族の生活苦は相変わらずだった。

生計のためにしばらく他の仕事をしたキム代表は2002年、すべての仕事をたたんで、妻の故郷である釜山へ向かった。「センベイにうんざりして、もうしないつもりだった。でも、私が一番うまくできるのがセンベイだった」と言う。その年、キム代表は富平洞(プピョンドン)の豚足通りに小さな店を出した。「SINCE 1954(1954年創業)」のイデミョンガの出発だった。

ついに完成した「独創的な味」はイデミョンガの誇りだ。「イデミョンガのセンベイの味は惜しみなく使う天然の材料、絶妙な配合の生地、そして独自の方法で機械を使うことが合わさった時だけ可能なものだ」と言い、さらに「この中でも重要なものは生地だ」と強調する。 キム代表の手は6店舗のセンベイの生地を全部こねるので、タコでいっぱいだった。有名な製菓会社も、同じ機械を使う業者も追随できない味がこの手の中から作り出される。

キム代表の夫人ユン・ウンジ(45)総括本部長は「センベイは日本の菓子だが、60年近くセンベイの研究を繰り返しながらイデミョンガのセンベイは韓国人の口に合う韓国スタイルの菓子になった」と話した。実際に食べた日本人は、「センベイとクッキーの中間のような味」だと言って驚き、「硬いセンベイとは違い、やわらかく、食感がしっとりとしてとても風味がある」と話すという。

味が口コミで広がり、 富平(プピョン)店、海雲台(ヘウンデ)、南川洞(ナムチョンドン)、西面(ソミョン)、久瑞洞(クソドン)に続き海雲台(ヘウンデ)PALE DE CZ店まで、10年で6店舗の直営店ができた。また、インターネットを通じて、全国にイデミョンガの熱烈なファンも増えた。 昨年の売り上げは約20億ウォン。今年上半期中には釜山の必須観光コースの釜山タワー内に特設売り場も出す予定だ。イデミョンガは国内外の観光客に「釜山の名物」として紹介されることになるだろう。

「イデミョンガ」には、ピーナッツ、ゴマピーナッツ、青海苔、松の実の4種類の味のセンベイ(写真)がある。どれも甲乙つけ難い味だ。ナッツ類の価格が高騰する時にも、惜しまず使い、少しつまんだだけでも、ぎっしり入っているのが分かる。

この味の一番の秘訣は、生地の中には小麦粉が20%未満で、卵、緑茶など天然材料がたっぷり入っていることだ。数十年間実験を繰り返して完成したこの生地のおかげで、クッキーに近い、やわらかさと、豊かな風味が誕生した。また化学添加物と防腐剤、トランス脂肪が一切入らない。そのため除湿剤がなくても2ヶ月後もそのままのおいしさを味わえる。

若い20代の顧客をターゲットにした商品が続々登場する。

まず、4月初めには大袋の包装の代わりに、五つずつ入った小分けの包装の商品を売り出す。そしてキム・ナムホ代表夫婦の息子さんのウォンヒョン君が描いた絵を使った「ウォンヒョンの夢」や「旅行」など可愛らしい贈り物用の商品も近日発売予定だ。さらにクロレラとピーナッツ、紅参、ミカン、サボテンなどを入れて作った新しい味のセンベイも開発中だ。

センベイで心を伝える贈り物文化を作り、外食トレンドを導く20代の新規顧客を捉えるというこの戦略が実を結べば、今年はイデミョンガが韓国生粋のセンベイブランドとして大きく飛躍する年になるだろう。キム・ナモ代表は「金儲けより、生半可なチェーン事業より重要なことは、よりよい菓子を作ることだ。イデミョンガを我が国最高の名物菓子にしたい」と話した。

「イデミョンガ」本店
釜山海雲台区中洞1124-2PALE DE CZ 1階
051-747-3402 http://2dae.co.kr

写真=キム・ナムホ代表理事(右側)とキム代表の夫人ユン・ウンジ総括本部長






[List]
 

Copyright ⓒ 2009 Asia Gateway All rights reaerved.