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[釜山グルメ] 「お嫁さんが嫁いで来る日」という名の麺専門店 - 「釜山ㆍ慶南」 旅行ㆍ情報の窓口
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「お嫁さんが嫁いで来る日」という名の麺専門店
[Write date]  2011-07-12 오전 11:43:36

暑い夏場はどうしても食欲が落ちてしまいがち。韓国には「以熱治熱」という言葉がある。文字通り「熱を以って熱を治める」という意味で、暑いときにこそ熱いものを食べ汗をかいて涼を得るということだ。それも一理あるが、やはりよく冷やした冷麺やミルミョンなどの麺類はのど越しがよく暑いときでもツルツルと食べやすい。今日はそんな麺料理の中から、막국수(マッククス)をご紹介。

マッククスは李氏朝鮮の第16代国王・仁祖の時代(17世紀前半)の頃から食べられていた料理。特に江原(カンウォン)道の春川(チュンチョン)市で長い冬の間、夜食としてよく食べられていた江原道発祥の料理だ。マッククスの材料はそば。韓国では、太白山脈地域(朝鮮半島東海岸沿いの北部)のそばの成分が特に上質であるため、嶺西(江原道西部)の北部地方(春川・麟蹄・楊口・洪川など)でそば料理が発達した。

その中でも特に春川でそば料理が発達したのは、江原道のそば製粉の中心地が春川だったからだ。また嶺西北部地方の中でも春川がソウルにもっとも近いこともあり、マッククスの評判が広まったという要因もある。1996年から毎年8~9月には春川で、「春川マッククス祭り」が行われている。

冷麺やミルミョンと同じくマッククスにも大きく分けて2種類ある。薄氷の張った冷たいスープに入ったものと、ヤンニョム(タレ)をからめて食べるスープなしのものだ。スープなしのもの(5,000ウォン)はそばの上に様々な材料が美しく盛り付けられ、コチュジャンベースのヤンニョムが添えられている。全体をよく混ぜていただく。ヤンニョムの味や辛さは店によってさまざまだが、この店のものはほとんど辛くない。日本人でも無理なく食べられる。

またこの店はマッククス以外の麺料理もおいしい。「ポンニップ バジラッ カルククス」(5,000ウォン)は直訳すると 「桑の葉アサリ手打ちうどん」(▼)。桑の葉は主にポンニップチャ(桑の葉のお茶)など、健康にいい食材として韓国では親しまれている。このカルククスは桑の葉が麺に練りこまれている。だからと言って特別な味がするわけではないが、もちもちとしてコシがありおいしい麺だ。

スープはいろいろなダシがきいていて旨味成分がギュッと凝縮されている。奥深い味で後を引くおいしさだ。イリコでとったダシに、チャンチククスのスープを加えたものなのだそう。具はアサリの他に、イカ・干し海老・ズッキーニ・人参・ネギなど具だくさん。

こちらはチャンチククス(3,500ウォン)(▼)。チャンチククスとは結婚式や誕生日、還暦のお祝いなどのとき、細長い麺のように長く生きられますようにとの願いを込めて、お客様をおもてなしする麺料理。ゆでた麺の上に、コミョン(装飾を兼ねたヤンニョム)をのせ、ジャコでとったダシを注いで作る。日本のにゅうめんのような感じであっさりいただける。

ちなみに店名の「새색시 시집에 오는 날(セセクシ シジベ オヌンナル)」は「お嫁さんが嫁いで来る日」という意味。釜山=牧野 美加

새색시 시집에 오는 날(セセクシ シジベ オヌンナル)
釜山市水営区南川2洞6
定休日:第1・3日曜日






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