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[釜山グルメ] 意外なコンビネーション 牛のスープのサムゲタン - 「釜山ㆍ慶南」 旅行ㆍ情報の窓口
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意外なコンビネーション 牛のスープのサムゲタン
[Write date]  2011-03-07 오전 11:13:08

韓国で鶏を使った料理といってまず思い浮かぶものの一つが参鶏湯(サムゲタン)だろう。日本でもその名がよく知られるようになり、最近では調理済みのレトルトパックや家で調理するだけの食材セットなどを、日本でも手に入れることができる。本場・韓国のサムゲタンを日本にいながらにして味わうことができるというわけだ。

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韓国では一年を通してサムゲタンを食べるが、一年の中でも人々が集中してサムゲタンを食べる日がある。それは初伏(チョボク)・中伏(チュンボク)・末伏(マルボク)と呼ばれる3日だ。初伏は夏至の後の第三庚(かのえ)の日、中伏は夏至の後の第四庚の日、そして末伏は立秋の後の最初の庚の日とされている。これら3日のことを総称して三伏(サムボク)と呼び、これらの日にサムゲタンを食べ盛夏の暑さを乗り切るのだ。

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滋養強壮メニューとして夏の暑い日に食べるというと、日本では土用の丑の日に食べる鰻がそれに当たるだろう。サムゲタンは滋養強壮という意味合いに加え、以熱治熱(イヨルチヨル)の原理で暑い夏にこそ熱々のサムゲタンを食べて、暑さを乗り切るという意味合いもある。

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また一口にサムゲタンといってもその種類はさまざまだ。一般的なサムゲタンのほかに、アワビサムゲタンや韓方材料入りのサムゲタン、漆サムゲタンなどもある。漆サムゲタンとは漆の枝を長時間煮込んで出てきた樹液でできた茶色のスープに、まるごとの鶏肉を入れてさらに煮込んだもの。もともと薬性と毒性を併せ持つ漆を鶏と組み合わせると、毒性の方が中和され薬効だけ享受できるということだそうだ。漆の効果は大きく分けて二つあり、①冷え気味の体を温め、②汚れて滞り、動かない血の塊(お血=おけつ)を溶かして循環させる。またその他にも、二日酔いでつらいときの解毒効果もあるそうだ。

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このようにいろいろな種類があるサムゲタンだが、「東莱サムゲタン」というサムゲタン専門店のそれはスープに特徴があることで知られている。牛の脚の骨(サゴル=四骨)を煮出したスープを使ったサムゲタンだ。

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店名を見ると東莱にある店のように思えるが、実は海雲台のセンタムシティにある。その名の通り以前は東莱市場内にあったそうなのだが、センタムシティに移転したのだそうだ。地下鉄2号線センタムシティ駅にあるホームプラスとスターバックスの間の道を、2ブロックほど歩いたところにあるビルの2階にある。

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サゴルでとったスープを使ったサムゲタンは11,000ウォン。他にも、ヤッケタン(ひな鶏を使ったサムゲタン)=13,000ウォンやペックスック(鶏の水煮)=30,000ウォン、鴨肉のプルコギ=25,000ウォンなどもある。

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どの店でもそうだが、サムゲタンはグラグラと沸騰した状態で運ばれてくる。スープは、普通のサムゲタンが白っぽいのに対し、この店は例えるなら豚骨ラーメンのスープのような感じだ。普通、サムゲタンは好みで岩塩や胡椒で味を調節していただくのだが、ここのスープの味は一般的なサムゲタンより濃厚でしっかりしているので、岩塩を加えなくても充分おいしくいただける。鶏の身は柔らかく煮られてありつつも、適度な歯ごたえがあっておいしい。

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付け合わせに出てくるのは、カクトゥギや砂ずり、キュウリのサラダ、青唐辛子など。一緒に出てくる麺もスープに入れると、やがておいしくいただける。そしてサムゲタンにはつきものの、朝鮮人参で作った人参酒が徳利で出てくる。

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この店が東莱にあった頃のなじみの客の中には、センタムシティに店が移ってからも、この味を求めてわざわざこの店まで食べに来る人もいるのだとか。この店の、しっかり味のサムゲタンを食べると、普通のサムゲタンでは物足りなく感じてしまうのかもしれない。釜山=牧野 美加

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東莱サムゲタン

釜山市海雲台区佑洞1483番地 センタムキュー2 221

(051) 744-7172

営業時間:1022

センタムキューという建物1階に郵便局があり、郵便局の向かってすぐ右隣にある入り口から入り、目の前にある階段を上がるのが一番分かりやすい。2階まで階段を上がったら、右へ曲がるとすぐ。






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