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[釜山グルメ] 30年以上続く 「シンチャントースト」、その人気の秘訣 - 「釜山ㆍ慶南」 旅行ㆍ情報の窓口
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30年以上続く 「シンチャントースト」、その人気の秘訣
[Write date]  2010-12-16 오전 10:06:36

韓国の屋台といえばトッポッキやホットッ、おでんなどが思い浮かぶが、忘れてならないのがトースト。日本のサンドウィッチ用の食パンよりやや小さめのパンに、ジャムや卵などをサンドしたものが多い。少しおなかが空いたときに食べるのにちょうどいい。

店によっていろいろ個性があるトーストだが、南浦洞・国際市場内にある「シンチャントースト」というトーストが大変おいしいという評判だ。中央洞にある「けんちゃんカレー」のように、シンチャンというのは人の名前かと思いきやそうではなく、地名(新昌)なのだそうだ。

洋服などを売る店がひしめき合うように建ち並ぶ、細い路地の一角に店を構える「シンチャントースト」。

韓国人のご夫婦で店を切り盛りしている。今でこそ、トーストやサンドイッチの店は街角でよく見かけるが、今から30年ほど前の創業当時は、そういう店はほとんどなかったという。当初は店を一軒構える自信がなく、屋台で始めたそうだが、今ではそのおいしさがクチコミで広がり、日本からわざわざ訪ねてくるお客さんも少なくないという。店内にはお客さんが残した写真がたくさん貼られている。

メニューは、トースト(1200ウォン)・ハムトースト(1500ウォン)・ジャムトースト・チーズトースト(1700ウォン)と、その場でミキサーにかけて作ってくれるフルーツジュース(1500ウォン)。夏期にはパッピンス(2000ウォン)も。

ご主人が店先の鉄板でこんがり焼いたトーストには、キャベツの千切りとふわふわの卵がはさまっている。シンプルだが、何とも言えないおいしさだ。素朴で飾らない飽きのこないおいしさ、という表現がピッタリだ。出来立てのトーストは熱々だ。手で持って食べやすいように、厚紙を巻いてくれる。

店内は決して広くはないのだが、このシンプルで飽きのこないおいしいトーストの味を求めてやって来る客は多い。この日も雨の中だが、私たちのあとにも2組ほど入ってきた。

後から入ってきた外国人男性2人組み。トーストを注文したあと、店の主人に焼酎はないのかと尋ねている。見るからに、アルコールは置いていなさそうな店だし、やはり置いていない。

店主が「焼酎はないんです」と答えたので、彼らはサイダーを注文して飲んでいたのだが、しばらくしてトーストを作る作業がひと段落した店主、わざわざどこかで焼酎を買ってきたあげたらしい。「はい、焼酎」と出してあげていた。もちろん立て替えた代金はもらうだろうが、店のメニューにない飲み物を、わざわざ外から買ってきてまで出してあげるというのは、日本ではまず見られない光景だろうと思う。

30年ほど前、最初は1軒の店舗を構える自信がなかったため、屋台からこのトースト屋を始めたのだというご夫妻。現在のように店舗を構え、そのおいしさからリピーターが引きも切らぬ人気の店になった今でも、決しておごることなく一人ひとりのお客さんをとても大切にしているお人柄が、この店の人気のもう一つの大きな理由だろうと思った。釜山=牧野 美加

シンチャントースト
釜山市中区新昌洞2街
(051) 245-1724
営業時間:7:00~20:30






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