▲マンドゥペッパン。
釜山市水営(スヨン)区のコストコから程近い場所にある「三代スジェマンドゥ」では、大きく多少まばらな形が特徴のマンドゥ(韓国式餃子)を作っている。最近では手作りのマンドゥが食べられる機会が減りつつあり、同店はグルメたちの間で口コミで評判を集めている店だ。
その名の通り、マンドゥの味は3代に渡ってイム・ソンウク代表に伝えられた。北朝鮮出身の祖母が作るマンドゥの作り方を母から教わった。イム代表は、「90代の母が今も家で一口サイズのマンドゥを作っている。母は高齢とあって動くのは不便でも、マンドゥ作りは今もお手の物。学生時代からマンドゥ作りを手伝い、その頃から料理も学んだ」と話した。

▲一口サイズのハンニッマンドゥ。
三代スジェマンドゥのマンドゥは新鮮そのもの。添加物を使わず、淡白で深みのある味で、しつこさも少ない。マンドゥの具である肉は雌豚のヒレ、ロースのみを使っているという。そこにネギ、玉ねぎ、大根、ニラ、豆腐などを加える。更にキャベツを入れることであっさりとした消化にいいマンドゥが出来上がるという。

▲エビが入ったセウマンドゥ。

▲ワンマンドゥ。
同店には大きいサイズの「ワンマンドゥ」や、エビがまるごと入った「セウマンドゥ」、一口サイズの「ハンニッマンドゥ」などがある。
三代(サムデ)スジェマンドゥ/釜山市水営区望美洞211-3
電話番号 051-753-7008
サゴルマンドゥペッパン 7000ウォン、肉ワンマンドゥ 4000ウォン、トンセウマンドゥ 5500ウォン、焼きマンドゥ4500ウォン、ハンニッマンドゥ 3000ウォン。