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[釜山グルメ] 釜山の絶品 カムジャタン - 「釜山ㆍ慶南」 旅行ㆍ情報の窓口
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釜山の絶品 カムジャタン
[Write date]  2010-11-22 오후 2:40:55

先日、夫の教え子さんお二人と私たちの4人で昼食を食べに行くことになった。近所の大学街付近にもたくさん飲食店はあるのだが、今回はそのお二人の地元である(蓮山洞)で会うことに。蓮山洞といえば、先日夫と来た「かっぱ寿司」1号店がある地域だ。蓮山駅で待ち合わせた。

お二人とも蓮山洞出身で、小学校・中学校・大学と同じ学校に通う幼なじみだそう。蓮山駅界隈は今では高層ビルが立ち並んでとても賑やかな街だが、お二人が子供の頃と比べると随分変わったのだそうだ。昔はただの交差点で何もなかったのが、今では交差点周囲に建物がたくさん建ち、病院・医院・クリニックなど医療機関や、飲食店などが次々とできたいったのだそうだ。

交差点部分は、中央から放射線状に道路が6方向にまるでくもの巣のように伸びている、非常に複雑な道路。それら道路に沿って繁華街も発達したそうだ。昼間でも賑やかな印象だが、夜になるとさらに賑やかになるのだという。また、少し歩けば警察庁や高等裁判所・地方裁判所、釜山市庁など官庁街もありと、なかなか表情豊かな街のようだ。

さて、この日はお二人のおすすめのカムジャタンの店へ案内してもらった。店は待ち合わせた蓮山駅から少し離れたところにあるからと、タクシーで移動。こういうとき韓国はタクシー代(交通費全般)が安いので、気軽に利用できる。

到着した店の看板には、大きな文字でヘジャンクッ・ソルロンタン・カムジャタンと。いかにもおいしそうな雰囲気が漂う店だ。教え子さんによると、「ここも『技士食堂』と呼ばれてるんです」

技士とはこの場合、タクシーの運転手のこと。地域の地理を知り尽くし、またおいしい店をよく知っているタクシー運転手が食事に立ち寄る店ということからそう呼ばれる、おいしい食堂のことだ。

教え子さんのその言葉通り、店内には非常に大勢の客。いかにも人気の店という感じが、一目で見て取れる。メニューは店の看板に書いてある通りいろいろあるのだが、一番のおすすめのカムジャタンを。大きさにより値段が違うのだが、4人なので 「中」 サイズ(18,000ウォン)とご飯(1,000ウォン)を1つずつ注文。

さらに教え子さんによると、この店は冷麺に特徴があって、好き嫌いは分かれるものの食べてみませんかとのこと。冷麺のスープにごま油が入っているのだそうだ。ゴマ好き・冷麺好きとして、もちろんいただいてみることに。たださすがに1人前ずつ食べる自信はないので、2人で1つずつをいただくことに。(1人前5,000ウォン)

まず、おいしそうに盛り付けられたカムジャタンが運ばれてくる。

上から、エノキダケ、生の野菜・モヤシ、その下にシレギ(大根葉を干したもの)やじゃがいも、巨大な骨付きの豚肉、スジェビ(すいとん)などがたっぷり入っている。トッピングされているエノキダケや生野菜以外にはすでに火が通っているので、テーブルではグラグラとスープを煮立てて、全体を混ぜてなじませればいただける。

店の人がコンロに火をつけてくれて、後は煮立つのを待つばかり・・・と4人でおしゃべりをしていたのだが、一向に沸いてこない。お鍋の量が多いからでしょうか、などと言っていたがそれにしても沸いてこない。よく見てみると、火がついていなかった・・・(^^; そりゃ沸かないはずだ。

さてあらためて店の人が今度は確実に火をつけてくれると、ほどなくぐらぐらと沸いてきた。こんなにすぐに沸いてくるものなのに、あんなにも待っていたなんてと笑いながら、いよいよ食べごろになる鍋の様子に注目。スープはサゴル(牛の四脚の骨でとったスープ)をベースに、骨付きの豚肉から出るエキスやその他調味料などが合わさっているそうだ。「スープは補薬です」 と書かれた店の説明文の通り、たっぷりのエキスや栄養分が含まれていそう。

煮上がったら各自取り皿に取り分けていただく。好みで、肉にはキョジャ(芥子)ソースをつけていただく。

肉は非常に柔らかくホロホロに煮込まれてあり、お箸で簡単に骨から外せる。もちろん肉の臭みなどは全くなく非常においしい。そのままでもおいしいし、芥子ソースをつけるとさらに味が引き締まる感じ。

シレギも柔らかくくたくたに煮てあるので、量をたっぷりいただける。スジェビもぷりぷりで美味。また、大きなぶつ切りで入っているジャガイモは、スープの味とは別にジャガイモそのものに濃厚な旨味が凝縮されている。教え子さんは江原道のジャガイモではないかと言っていたが、本当に普段食べているジャガイモとはひと味もふた味も違うように感じた。

スープも補薬と呼ばれるだけあって、非常においしい。色のわりに辛くなく、いろいろな味が楽しめて後を引くおいしさだ。教え子さんの1人は辛いものが苦手だそうで、私たちでも ”全く辛くない” と感じるこのスープが ”辛いです・・・” と汗をかきかき食べていたのが意外だった。韓国人の中にも、やはり辛いものが苦手な人もある程度はいるのだ。

そして一緒に出てきた白菜キムチやカクトゥギも、これまた美味。辛くなくて風味がたっぷり。辛くないので韓国人の中には物足りないと感じる人もいるかもしれないが、日本人には食べやすい。

おいしくてたくさんいただき大満足。私が今まで食べたカムジャタンの中で、一番おいしと感じたカムジャタンだった。そして、カムジャタンを食べ終えると今度は例のごま油入りの冷麺を。教え子さんによると、ごま油を入れた冷麺は他では見たことがないのだそうだ。もちろん私たちも初めて。

スープは一部氷の塊となって器を満たしている。麺は一般的な冷麺よりも色が濃いように見える。そば粉の分量が多いのだろうか。

好みで芥子を加えて、食べやすくキッチンバサミで麺を切り、全体をよく混ぜていただく。まずは麺をツルツルと。麺にからんで口に入ってくるスープには、確かにほんわりごま油の香り。それほど強くはないが、なるほど確かにごま油入りだ。好き嫌いが分かれると教え子さんは言っていたが、私は好きだ。

半分に切ったゆで卵、チャーシュー、梨、キュウリなど、具は一般的な冷麺と同じ。もはや暑い夏でもないし、カムジャタンでけっこうおなかはいっぱいになっていたが、それでもおいしくいただける。

冷麺までおいしくいただいて、すっかり満腹、大満足。ふと店内を見ると、先ほどまでほぼ満席だったのがもう皆さん食べ終えて、ほとんど帰っていったあとだ。時計を見ると14時。

会計をしようとレジに向かったが誰もいず、振り返ってみると先ほどまで大忙しで立ち働いていたおばさんたちが、やっと一息いれて遅い昼食をとっているところだった。

あれだけおなかいっぱい食べて4人でたったの3万ウォン。大変お得な感じだ。いい店を教えてもらった。釜山=牧野 美加



チョンジンドン ヘジャンクッ
釜山市蓮堤区巨堤2洞 1042-4
(051) 501-3666
24時間営業
* 地下鉄3号線 巨堤 駅8番出口から、出た方向にそのまま歩道を歩いていくと右手に。
または、同 総合運動場 駅2番出口から、出た方向に歩いて左手に。






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