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[釜山グルメ] “ぐでんぐでん”の高麗アザミとひじきご飯「ソンベッ」 - 「釜山ㆍ慶南」 旅行ㆍ情報の窓口
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“ぐでんぐでん”の高麗アザミとひじきご飯「ソンベッ」
[Write date]  2012-10-15 오전 11:02:32

地下鉄2号線「금련산(クムニョンサン=金蓮山)」駅近くにある食堂「송백(ソンベッ)」の主なメニューは「톳밥(トッパッ)」と「곤드레밥(コンドゥレパッ)」。「톳밥(トッパッ)」の톳(トッ)はひじき、밥(パッ)はご飯で「ひじきご飯」。「곤드레밥(コンドゥレパッ)」は「高麗アザミナムルご飯」。いずれも8,000ウォン、釜山ではそれほど多くは見かけないメニューだ。

トッパッ(ひじきご飯)(▲上写真)はご飯とひじきを炊き上げたもの。ひじきの芽と茎、両方を使っているようだが、日本で多く見かけるひじきよりは長めで歯ごたえもしっかりしている。ボリュームたっぷりだ。これに醤油にゴマや唐辛子粉、ネギなどを加えたタレを適量かけて、全体をよく混ぜていただく。ひじきご飯自体は非常にあっさりしている。自分の好みに応じてタレの量を加減できるのが嬉しい。

コンドゥレパッ(高麗アザミナムルご飯▼)も、ひじきご飯同様、コンドゥレ(高麗アザミ)とご飯を一緒に炊き上げ、同じくタレをかけて混ぜていただく。コンドゥレ自体はこれといって強い味はしない。

高麗アザミは、昔、食糧が充分になかった頃、救荒作物として食べられたそう。特に、地理的に稲作に不向きな山里などでは米が大変貴重なため、山菜類で飢えをしのいだ。コンドゥレ(高麗アザミ)もその山菜の1つで、コンドゥレ(葉と茎)のナムルと少量の米で作ったお粥がよく食べられていたそうだ。米が少量でもコンドゥレが全体のかさを増し満腹になるためだ。また、炒めて食べたりスープの具としても用いられた。

古くは飢えをしのぐ食べ物だったコンドゥレだが、最近ではこの店のように「곤드레밥(コンドゥレパッ)」を出す店ができはじめた。特に、江原道(カンウォンド)の旌善(チョンソン)郡では、コンドゥレパッ(高麗アザミナムルご飯)やコンドゥレのナムルが有名で観光客にも人気なのだそう。

また面白いのはコンドゥレという名前の由来。コンドゥレ(高麗アザミ)の正式名称は「고려엉겅퀴」(コリョオンゴンキィ)。山で自生する高麗アザミが風に吹かれてなびく姿が、酒に酔って「곤드레만드레」(コンドゥレマンドゥレ=ぐでんぐでん)になった人のようだということから、「コンドゥレ」と呼ばれるようになったそうだ。こう呼ぶようになった当時の人々の心のゆとりが感じられるネーミングだ。

高麗アザミはアザミの一種だが、トゲがなくタンパク質やカルシウム、ビタミンなどが含まれており、血液循環や利尿作用などを助けると言われているそう。また山菜の多くは、葉や茎が柔らかい春に摘むが、高麗アザミは5~6月ごろまで葉も茎も柔らかいのが特徴だそう。

ひじきご飯も高麗アザミナムルご飯も、出てくるおかず類は同じ。ひじきの酢の物やナムルなど野菜中心で、化学調味料は一切使っていないそうだ。


メニューは他にも鴨肉の燻製(小25,000ウォン・中35,000ウォン)もあるが、やはりひじきご飯や高麗アザミナムルご飯が人気のようだ。いずれも現代人に不足しがちなミネラルや食物繊維を豊富に含んでおり、体が喜びそうなメニューだ。釜山=牧野美加

송백(ソンベッ)
(051) 627-8007
定休日:日曜日
*地下鉄2号線「금련산(クムニョンサン=金蓮山)」駅5番出口から地上に上がりそのままの方向に少し進むと左手の建物2階にある






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