釜山大学近くにあるハンバーグ専門店「DAKARA(だから)」は、テーブル5席のみの小さな店なので、食事どきともなれば行列は必至だ。
同店の基本メニューは「オリジナルハンバーグ」。子どものげんこつサイズのハンバーグに目玉焼きがトッピングしてある。見た目にはかわいらしいサイズだが、食べてみるとなかなかのボリュームがある。表面はこんがり、中はふっくらしていて肉汁があふれ出す。肉は牛の肩肉のみ使用している。シェフのファン・ジョンヒョン代表(41)は、おいしさを追求するため適度に脂肪を含んだ肩肉を使うのだと言う。
ハンバーグは真ん丸く厚みのある形なので、中までしっかり火を通すためオーブンで焼き上げる。油を引いたフライパンで焼くのと違い、食べた感じも脂っぽくない。
ハンバーグは、トッピングされた目玉焼きのとろりとした黄身をソースとからめて食べるのがおすすめだ。黄身のやわらかい味とデミグラスソースの味がよく合う。デミグラスソースはくどくなく、さっぱりとしておいしい。ソースにご飯をからめて食べたくなるほどだ。
「DAKARA」は「だから」という意味の日本語。
「今日は値段のわりにおいしい店に行きたいんだけど・・・」。
「だから、『DAKARA』に行こう!」
ファン代表は店名を決める時、こういう会話を想像して決めたという。非常においしい店というよりは、手ごろな値段で食べられる店でありたいという思いが店名に込められている。ファン代表は名古屋で3年間暮らしていたときに食べたハンバーグの味にほれ込み、帰国後店を開いた。
「プルコギソースハンバーグ」(写真)は、やや甘みのある味が子どもにも好まれそうだ。「チーズハンバーグデミグラス」はモッツァレラチーズの風味が女性に人気だ。
オリジナルハンバーグ6,800ウォン、プルコギソースハンバーグ7,800ウォン。営業時間午前11時30分~午後3時、午後5時~8時30分(旧暦の正月・盆以外は年中無休)。釜山市金井(クムジョン)区長箭(チャンジョン)洞418-32(NC百貨店近く) 070-8257-7276
地図→http://map.konest.com/saddr/2641010800%7C418-32?ln=1&stype=all&cp=1&cx=499009&cy=293215&lv=11&info=ad&idx=2641010800%7C418-32&pop=0"></iframe>