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[釜山グルメ] 静かな漁村のおいしい刺身屋 - 「釜山ㆍ慶南」 旅行ㆍ情報の窓口
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静かな漁村のおいしい刺身屋
[Write date]  2011-12-12 오후 4:00:44

松亭(ソンジョン)海水浴場から、海を右手に見ながら少し北上したところにある공수마을(コンスマウル)は、昔は漁港として賑やかだった地域で、現在でも刺身屋がたくさん立ち並ぶ。刺身屋の前を通り過ぎもう少し進んだところには、海沿いの絶壁に建つことで有名な海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ)がある。

コンスマウルの刺身屋のうちの一つ「아랫목횟집(アレンモッフェッチッ)」は、海の目の前に建つ。ビルの2・3階部分が店舗だ。波の音が聞こえる静かでのどかな場所だ。現在の近代的なビルに立て替えられる前は、昔風の風情のある建物だったそうだ。

店名の「아랫목(アレンモッ)」とは、かまどで焚く火を利用して床下を温めていた昔の韓国の家屋の中で、火の焚口に一番近い(一番暖かい)部分のこと。逆に焚口から一番離れている部分は「윗목(ウィンモッ)」と呼ばれる。

かまどで火を焚いたときに出る煙と熱の通り道を床下にはわせ、家の反対側にある煙突から外に出すという昔ながらのオンドルだ。かまどから出た煙を煙突からただ排出するのではなく、煙もろとも熱をも床下を通過させることで室内を暖めるという構造。生活の知恵だ。

床下の煙・熱の通り道は、煙がうまく煙突の方に流れるように高低の差をつけてある。かまど側を低く、煙突に近い側を高くすることで煙がスムーズに流れるようにしてあるのだ。そのためかまど側に近い(すなわち通り道の低い方)が「아래(アレ=下)」で、かまどから遠い側(通り道の高い方)が「위(ウィ=上)」というわけだ。

刺身を注文するとまずおかず類がずらりと並ぶ。中央のホンハッ(ムール貝)のスープを囲むように、カボチャのジョンや天ぷら、サラダ、海草、野菜類、トットリムッ(どんぐりで作った寒天状の食べ物)など盛りだくさんだ。

こちらはヒラメ(クァンオ)とクロソイ(ウロッ)の刺身2種盛り合わせ。

日本なら刺身といえば醤油にワサビだが、韓国は食べ方にバリエーションがある。まずは刺身にチョジャン(コチュジャンと酢を混ぜたもの)をつけて食べるというベーシックな食べ方。そして2つ目はマクジャン・ニンニクのみじん切り・ネギ・青唐辛子などを混ぜたものと刺身を、サンチュやエゴマの葉で包んで食べるという食べ方。マクジャンとは、煎り豆の粉に麹・唐辛子・塩・ぬかなどを混ぜて発酵させた速成味噌の一種。これら2つが多くの韓国人に好まれる食べ方だ。

そしてこの店ならでは珍しい食べ方は、キャベツの千切りにチョジャンと、たっぷりのきな粉を加えてよく混ぜたもの(▼)を、刺身と一緒にサンチュやエゴマの葉で包んで食べるというもの。

そして最後に、醤油・ワサビで食べる日本式。しかしこの食べ方は、他の食べ方より魚の生臭さが感じられるからだろうか、韓国人にはあまり人気がない。

刺身を食べ終えると、「超」がつくほどのこの店の人気メニュー、蒸しジャガイモが運ばれてくる。

蒸したジャガイモの表面に、砂糖かハチミツのようなものを塗りこんがりと焼き色がつくまで焼いたもの。シンプルだがこれが実においしい。表面はカリカリで香ばしく焦がしキャラメルのように適度に甘く、中はホクホク。病み付きになる味だ。この店を訪れる客の中には、刺身よりこのジャガイモ目当てで来る人も少なくないというほどの人気メニュー。本当においしい。

おいしい蒸しジャガイモの後にはご飯とおかず・スープ類、そしてデザートにはカボチャ粥が出てくる。釜山=牧野 美加

아랫목 횟집(アレンモッフェッチッ)
釜山市機張郡機張邑侍郞里538-2
(051) 721-4010






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