釜山市と釜山観光公社は、8月8日に「荒嶺山(ファンニョンサン)展望休憩所」の開場式を開くと発表した。
荒嶺山展望休憩所は、「荒嶺山に夜景を見ながら休憩できる室内空間があれば」という市民の要望を受け、頂上付近ののろし台跡の近くに造成された。釜山市は事業費11億ウォンを投じ、昨年8月に着工、今年5月末に竣工した。現在、展望休憩所を管理・運営する釜山観光公社が、室内休憩空間の内装作業などを行っている。
展望休憩所は地下1階(述べ床面積276㎡)にあり、室内から夜景を見たり休憩したりできる。コーヒーなどの飲み物や軽食を販売するカフェテリアも運営。屋上(地上1階・写真)でも夜景を楽しめる。
休憩所は無料で利用できる。開放時間は、月曜日を除く毎日午前10時から午後10時。
釜山観光公社は今後、釜山シティーツアーバスのコースに、この荒嶺山展望休憩所を組み込む方針だ。
釜山市の関係者は「展望休憩所から50mほど上れば、釜山の夜景を360度のパノラマで楽しめる荒嶺山のろし台跡もある。展望休憩所からは、主に釜山東部の夜景が見える。釜山西部や釜山鎮区、東莱方面が見える展望デッキも追加で設置する方針だ」と話す。