国立釜山国楽院は7月28日から、伝統舞踊と音楽を基盤とした舞踊劇『王妃の宴』を公演する。65分間の公演で、宮中呈才(宮中で開かれる国賓をもてなす宴会での総合芸術)や、水営野遊、東莱野遊、峨嵋農楽、密陽百中ノリを披露する。
この公演は、釜山観光公社と釜山国楽院の合作。韓国の伝統文化の美しさと、釜山のダイナミックさを組み合わせ、韓国文化の真髄を見せる。アクセスの便利な海雲台グランドホテル地下の専用劇場で上演する。

▲「コンナブプンジャンノリ」の一場面
『王妃の宴』は今のところ、12月末までの上演が予定されている。今回の公演のために選抜された団員は19人。過去2年間、市立舞踊団で活動していたヤン・ヘインさん(26)は「外国人に韓国の美しさを見てもらいたいという気持ちで、韓国舞踊を始めた。是非、大勢の観客に見てもらいたい」と話す。

▲「コンナブプンジャンノリ」の一場面
公演は毎日午後8時から。月曜日は休演。専用劇場は全200席、一律2万ウォン。051-811-0274
*一番上の写真は舞踊劇『王妃の宴』の中の『王妃の朝』の一場面。王妃が16枚重ねの大礼服を着る様子が表現されている。