asia gateway
loginmembership
add favoritesemail
[釜山エンターテインメント] 「午後の紅茶」という名のカフェ - 「釜山ㆍ慶南」 旅行ㆍ情報の窓口
Busan Tour > Entertainment
twitter    facebook       max min print
「午後の紅茶」という名のカフェ
[Write date]  2011-01-05 오후 3:17:48

その建物は、突如現れた。

先日、センタムシティの新世界百貨店方面から、橋をわたって水営江に沿って河口の方へと歩いていたときのことだった。進行方向左手には静かに流れる水営江、右手には高さ100m強のこんもりとした山。もう少し先には、4年程前に完成した高層アパートが並ぶが、それ以外これといって特に何もない殺風景な光景。あたりに飲食店などもない。

そんなところにポツンと1軒、唐突に建っている洒落た建物。まさに ”突如現れた” という表現がぴったりだ。周囲の殺風景な雰囲気とはそぐわない、ある種異質な感じのする建物だ。以前にはこんな建物はなかった。一体何だろうかと近寄ってみると、今年10月29日にオープンしたばかりのカフェだった。その名も 「オフエホンチャ(午後の紅茶)」。クレープ・パンケーキカフェだと書いてある。

1階は駐車場になっており、店舗は2階。階段横の壁には大きな絵が描かれていて、独特の雰囲気を作り出している。店内は外から見た通りそれほど広くはないが、4面ある壁のうち2面が大きな窓ガラスなので、とても明るく開放感がある。女性が好みそうなインテリア。統一感があって好印象だ。

早速メニューを。むむむ・・・。なかなかのお値段だ。紅茶単品(ポットサービング)で7,000~8,000wという、ホテルのラウンジ並みのお値段。そして、店の入り口の看板にも書かれていたセットメニューの値段も、やはりなかなかのもの。ガレットセット13,000w、クレープセット13,000w、パンケーキセット11,000wなど。

普段、気軽な食堂で食べる韓国料理の2倍か3倍ほどだ。韓国では外食しても(ごく一般的な韓国料理なら)、安くておいしい料理がおなかいっぱい食べられる。日本で外食する感覚とは随分違う。

食事の値段が安いため、コーヒーなどカフェで注文するものの値段が相対的に高く感じる。店によればコーヒー1杯の値段が食事代より高い場合も、しばしばある。コーヒーが高いのではなくて、食事代が安いために感じるジレンマなのだが、これを気にし始めるとキリがない。

ここはググッと目をつぶって、思い切ってクレープセットを注文。先日ある店で食べた特選寿司と同じ値段だ・・・。いやいや、その比較をするとせっかくの ”午後の紅茶” を存分に味わうことができなくなってしまう。気にしない、気にしない。

ガレットは5種類、クレープとパンケーキも3種類の中から選べる。飲み物も紅茶やコーヒーなど3種類ほど選択肢がある。私はオムレツバナナクレープとアールグレイのセットをお願いした。まずはアールグレイが運ばれてきた。カップには 「2008 Afternoon Tea」 と書いてある。日本でもお馴染みの、あの Afternoon Tea のイヤープレートのカップ版だろうか。愛らしいデザインだ。

薫り高くとてもおいしい。もちろん茶葉で丁寧に淹れてくれた紅茶だ。韓国では紅茶を飲む人があまり多くないと聞いたことがある。ハーブティーは時々見かけるが、そういえばこんな本格的な紅茶を出すカフェはあまりないように思う。「午後の紅茶」 という店名だけのことはある。

こちらがオムレツバナナクレープ。真っ白な正方形の器が個性的だ。クレープというより、パンケーキだ。はじめは、クレープと言った私の注文を店員さんがパンケーキと勘違いしたのではないかと思ったが、そういえばメニューの写真もこんな感じだった。パンケーキに見えるが、これが ”オムレツバナナクレープ” なのだ。

バナナ・チョコ・カスタードクリーム、そしてバニラアイスがトッピングされている。実際に食べた感じも、やはりクレープではなく ”薄めのパンケーキ” だ。お味はまずまずおいしい。見た目通りの味だ。

それにしても、普通のカフェに比べると高めの価格帯であるにもかかわらず、しかも人通りが少ない辺鄙な場所にあるにもかかわらず、客はどんどん入ってくる。30代ぐらいの男女カップルや女性同士、また中年の男性同士という組み合わせも。このカフェのことを書いている韓国人のブログもけっこうあり、どうやらクチコミで人気が広がっているらしい。

充分食事ができるぐらいの代金を支払って、おいしい紅茶とゆったりとした時間を楽しむ。空腹を満たすためだけにお金を払って食べる、という感覚とは違う。多少高くてもいい雰囲気の中で紅茶を味わう、その ”ゆとりを買う” ということだろう。釜山=牧野 美加

オフエホンチャ
釜山市水営区民楽洞336-11
(051) 753-5115
営業時間:10~24時
定休日:なし






[List]
 

Copyright ⓒ 2009 Asia Gateway All rights reaerved.