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[釜山エンターテインメント] アジアで最も“のっぽ”なグラフィティ作品が釜山に誕生 - 「釜山ㆍ慶南」 旅行ㆍ情報の窓口
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アジアで最も“のっぽ”なグラフィティ作品が釜山に誕生
[Write date]  2012-09-17 오전 10:39:36

釜山市スヨン(水営)区ミルラク(民楽)洞の漁民活魚直販場の立体駐車場の建物に、高さ56mの巨大グラフィティ作品が8月29日に完成した。

この作品は、ドイツ人のECB(ヘンドリック・バイキルヒ)さん(38)が描いたもの。魚市場の建物から海を見下ろす年を重ねた漁夫の姿を描いたもので、アジアではもっとも“背が高い”作品だ。

ECBさんはこの15年間、ヨーロッパやカナダ、アメリカ、メキシコ、台湾、香港、タイなど世界各国で壁画を描いてきたグラフィティ作家。今回の巨大壁画は、釜山文化財団が今年の 「都市公共芸術プロジェクト」に選定した「釜山青年文化首都プロジェクト」の1つ「グラフィティ釜山2012」として進められてきた。

スヨン区クァンナム(広南)小学校の壁に、韓国人グラフィティ作家KAY2(구헌주グ・ホンジュ)さんが描いた「돋보기로 지나가는 어른을 관찰하는 작품」(虫眼鏡で、行き交う大人を観察する作品)(▼)も、「グラフィティ釜山2012」の作品の1つだ。

一見、地面を這う虫を熱心に観察しているように見えるが、実は観察しているのは虫ではなく“人間”というところが意外性があって面白い。この壁画の前を歩くと、本当に男の子が人間を観察しているような構図になる。

ECBさんは8月17日に釜山に到着し、1日に14時間ずつクレーンを使って絵を描き、まる5日間で作品を完成させた。大型クレーンは1日のレンタル料だけで100万ウォン以上する。

「釜山青年文化首都」の이승욱(イ・スンウッ)実行委員長は「ECBさんがここに到着した後、数日間は直販場の人と会って会議も開き、また漁民の作業を自分でカメラに収めながら作品の構想を練った。その時に撮ってた人物の1人が、今回の絵のモデルです」と説明する。

作品のモデルになった박남세(パク・ナムセ)さん(76・スヨン区ミルラク洞)は、ミルラク漁民活魚直販場前で、漁に使う網を手入れする漁民。パクさんは「ドイツ人の作家が写真を撮っているのを見かけたが、こんなに大きな絵を描くとは思わなかった。描いてくれてありがたいと思う」と話す。

立体駐車場の建物に描かれた老漁夫の顔には、深いしわが刻まれている。老人の表情と、遠くに見えるヘウンデ(海雲台)マリンシティの超高層アパートが、対照的な雰囲気をかもしだしている。

作品の下には「逆境がなければ、人生における意志もない」という文章が書かれている。ECBさんは「私が考えていた言葉(Where there is no struggle, there is no strength.)を韓国語にしてもらって書いた」と述べる。

ミルラク漁民活魚直販場で働くあるおばさんは「ここで働くみんなは、こんな素敵なプレゼントをもらって喜んでいる」と話す。ミルラク洞の漁民であるセジョン号の船長イ・ジョさん(49)は、「絵のことはよく分からないが、絵に描かれている老人の表情に生き生きとしたものを感じる」と述べる。

ECBさんは「漁民の皆さんがいろいろ手伝ってくれたので、特に大変なことはなかった。ただ、台風 『ボラヴェン』の影響で、予定していた日数で完成させるのは難しかった。また、単に素敵な絵というだけでなく、老人の表情の中に人生の痕跡が刻まれたストーリーを表現するのが難しかった」と述べる。(文整理=牧野美加)






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