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[釜山エンターテインメント] 古本の宝庫「宝水洞(ポスドン)書店通り」 - 「釜山ㆍ慶南」 旅行ㆍ情報の窓口
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古本の宝庫「宝水洞(ポスドン)書店通り」
[Write date]  2012-01-04 오후 12:59:47

南浦洞(ナンポドン)の国際市場を北側に抜けたところに、宝水洞(ポスドン)というエリアがある。宝水洞には宝水川という川が流れており、近隣の富平洞(プピョンドン)・土城洞(トソンドン)との境を成している。昔は法水川・法首川と呼ばれており、19世紀に入って宝水川と呼ばれるようになったという。現在は川全体がコンクリートで覆われており、外見上はどこに川が流れているのかさえ分からない状態だが、昔は水がきれいで朝鮮戦争時に釜山が臨時首都になる前は、付近の住民がこの川で洗濯していたそうだ。

さて、この宝水洞には古本の買取・販売で有名な「宝水洞書店通り」がある。古書・東洋画・小説・外国原書・参考書・実用書・漫画・雑誌・児童書・教科書・古本などにいたるまで、ありとあらゆる本を各書店が専門的に扱っている。

1950年代初め、米軍の軍人が読んだあとの古雑誌や学生の中古参考書などを集めてきて売る古本屋が4軒できた。現在の宝水洞書店通りの原型だ。朝鮮戦争以降、この辺りに大学の分校ができ、釜山に避難してきた学校も「天幕教室学校(青空教室)」をこの辺りで行うようになった。避難してきたソウルの知識人たちはここで本の売買をし、全盛期には70軒の店が軒を連ねていたそう。学生たちもよく本の売り買いをしていた。

現在も約50軒の古本屋が店をかまえており、様々な種類の古本に出会うことができる。最近はもっぱら参考書の古本を扱ったり、古本だけでなく新書も一緒に並べている店も多いのだそうだ。

「보수동(宝水洞)책방골목(書店通り)」と書かれた看板の脇から分岐する細い道に一歩足を踏み入れると、細い通路の両側に大小さまざまな規模の古本屋がずらりと並んでおり、それぞれの書店にはいろいろなジャンルの書籍が所狭しと並べられている。わずか4畳半ぐらいのスペースしかない書店もあれば、地下や2階にも売り場がある大きな書店もある。

とある書店の地下への階段を下りていくと、本棚に収まりきらない書籍が無造作に床に積み上げられていたり、地下フロアーの奥の方には、紐でしばられた書籍が天井近くまで山積みされていたりする。

とにかくすごい数の書籍で、本棚の隙間という隙間にも本が詰め込まれ、店内は古い本の匂いであふれている。古本屋の本に値段は書かれておらず、店員と交渉する。日本の書籍や古い雑誌、漫画などもけっこうたくさん見かける。参考までに日本の漫画の値段を聞いてみたら「30巻まとめて5000ウォンで持っていって!」と。

床に積まれている書籍を蹴飛ばしてしまわないよう気をつけながら、地下フロアーを奥の方へ進むと、地下のはずだったのに思いがけず前方に外から差し込む光が。階段を上がったところにはブックカフェが設けられていた。細い古本屋通りの入り口とは反対側(大通り側)にも、このブックカフェに直接入る入り口がある。階段にもブックカフェの中にも、いたるところに本が積まれている。

毎年9~10月にはこの一帯で「宝水洞書店通り文化祭り」が開催され、期間中は古本セールやコンサート、美術展覧会などが開かれる。

特に目当ての本がなくても、この通りをのんびり散策するだけでも楽しい。誰かの手垢がついた本をパラパラとめくってみると、古本独特の匂いとともに、ページに閉じ込められていた当時の空気が現代によみがえるような気がする。釜山=牧野美加

宝水洞書籍通り(보수동 책방골목=ポスドン チェッバンコルモッ)
定休日:毎週第1・3日曜日、旧暦の正月・盆など
行き方:地下鉄1号線チャガルチ駅3番出口→国際市場通過→大通りを渡ったところ






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