広安里のビーチ沿いには飲食店だけでなくカフェもたくさん立ち並んでおり、「カフェ通り」とも呼ばれている。大手コーヒー専門店のチェーン店もあれば、個人経営のこじんまりしたカフェもある。そんな中の一つに、「コピガ インヌン 文化」という一風変わった名前のカフェがある。店名を直訳すると「コーヒーがある文化」。ビルの7階に位置し人目に付きにくいせいか、広安里カフェ群の中ではいつ行っても客は少なめでゆったりと過ごせる。店の大きなガラス窓からは広安里の海が広々と見渡せ、実に気持ちが良い。
家族や友人の誕生日や記念日などに、自分で絵付けをした世界で一つだけのカップやお皿をプレゼントするのもいいだろう。
また店内には、自由に読める書籍類がたくさん置いてあるので、コーヒーを飲みながら本を読み、目が疲れたら窓の外の海を眺めるというふうにのんびり時間を過ごすこともできる。韓国では薄めのコーヒーを好む人が多く、この店のコーヒーも日本人には薄く感じるのが残念だが、静かに落ち着いてゆっくりと時を過ごしたい人にはもってこいだろう。釜山=牧野美加
コピガ インヌン 文化
釜山市水営区民楽洞179-3 7F
(051) 754-0777