▲テレビ東京の人気シリーズ「孤独のグルメ~釜山編」の放送中のワンシーン(写真提供=韓国観光公社)。
釜山観光公社(以下 公社)は、先日放送されたテレビ東京の人気ドラマ「孤独のグルメ」に関連し、釜山のグルメ観光PRに本格的に乗り出すと発表した。
2019年12月31日に放送された「孤独のグルメ大晦日スペシャル~緊急指令!成田~福岡~釜山弾丸出張編」は主人公の「五郎」が年末、出張で訪れた釜山で起こるエピソードが盛り込まれている。釜山市の大淵(テヨン)洞へ行き、釜山名物の「ナッコプセ(タコ、ホルモン、エビなどを甘辛いタレで煮込んだ料理)」を食べるシーンが放送され、話題沸騰中だ。
同ドラマは年末特別編の中で最高視聴率を記録し、放送後「韓日交流を活性化してくれるグルメ番組」「やはりナッコプセは釜山に限る」などのコメントがネット上のポータルサイトに書き込まれた。
公社はこの勢いを受け、テレビ東京「孤独のグルメ」と連携し、特別キャンペーンを行う。既に2020年1月3日、公社の会員制交流サイト(SNS)に孤独のグルメとナッコプセを紹介済み。今後はユーチューブやフェイスブック、釜山グルメ観光の広報映像制作を通して、PRを続けていく方針だ。
公社の関係者は「日本の観光客が韓国を訪れる最大の理由はグルメ探訪(69.4%)であることを考慮し、グルメツアーマーケティングに力を入れている。今回のドラマ放送をきっかけにナッコプセだけでなく、数々の釜山グルメを世界中に広くPRしたい」と話した。