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[釜山エンターテインメント] 25年の歴史を誇るカマゴル小劇場 - 「釜山ㆍ慶南」 旅行ㆍ情報の窓口
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25年の歴史を誇るカマゴル小劇場
[Write date]  2011-04-22 오전 11:06:24

1986年にオープンし今年で25周年を迎えるという歴史ある小劇場が、釜山・蓮堤(ヨンジェ)区にある。オープン時は南浦洞の光復洞にあったのが、幾度かの移転を経て20095月に現在の場所に移ってきた。繁華街とは離れた場所にあり、検察庁や裁判所、市役所などがある官公街にほど近い。そんな場所のとあるビルの地下1階に位置するのが「カマゴル小劇場」だ。25周年を記念して今年36月にかけて特別舞台が5編上演される。そのうちの1つ、ジャン・ジュネ原作の『女中たち』(4812)を観てきた。

 

カマゴル小劇場の代表者である李潤澤(イ・ユンテク)氏は、「演戯団コリペ」の代表もつとめる。『女中たち』は、日本の俳優たちがイ・ユンテク監督のもとで稽古をして作り上げた「カマゴル小劇場海外交流企画展」の作品。過去にも韓国人の俳優たちによるものが20095月に、また今回のように日本人の俳優たちによるものは201023月にかけても、いずれもカマゴル小劇場で上演されている。

 


目印の赤い看板のそばの階段を降りていく。入ってすぐの受付横の壁には、今までこのカマゴル小劇場で上演された作品のパネルがずらりと並んでいる。今までに新作・招待企画公演94作、アンコール公演39作を上演。製作スタッフ約600人、出演俳優約800人、公演回数5664回、総観客数452,000(いずれも2009年のデータ)だそう。座席は130席。

 


チケットは本来125,000wなのだがこの『女中たち』に限っては、外国人(日本人に限らず)は半額。日本人の俳優が演じせりふも全て日本語(韓国語字幕)だ。上演に先立ち、イ・ユンテク監督がじきじきに舞台挨拶。「1時間40分(予定)の上演時間中ずっと、機関銃のようにせりふが飛び出してくる。それに合わせて字幕もものすごい速さで進んでいく。読むのが追いつかないほどだと思うし、せりふもいかに日本語が堪能な人でも速すぎて聞き取れない部分が多いと思う。どうぞせりふの意味にとらわれず、字幕ではなく俳優たちの演技に集中してください。韓国人が演じる『女中たち』より、日本人が演じるものの方がさらにエネルギッシュだと思います」とのこと。彼は「韓国の蜷川幸雄」と呼ばれていると聞いていたが、話す雰囲気は意外に柔らかい感じだった。もちろん、監督として舞台を見つめるときの表情はまた違ったものだろうが。

 

そしていよいよ芝居が始まる。登場人物は3人。イ・ユンテク監督の言葉通り、芝居が始まってから終わるまでせりふが途切れる瞬間がないほどだ。しかもかなりのスピードでしゃべるので、日本人でありながら聞き取れない部分が何ヶ所かあったほどだ。またこの芝居は能や歌舞伎の要素も取り入れたものだと聞いていた通り、「女中」の1人は顔に隈取りを描いていたり、話し方やしぐさに能や歌舞伎の動きが感じられる部分も少なからずあった。

 

さてこのカマゴル小劇場では「カマゴルGreenメンバーシップ会員」(年会費10万ウォン)になれば、1年間の全公演が無料で観られるのだそう(1公演当たり1回観覧)。しかも、会員同伴の観客は150%割引き、座席の優先予約、プレビュー公演の優先招待などの特典つき。映画や大規模な演劇とは違って役者と観客の距離が近い。役者たちの息遣いまで感じられるような迫力ある舞台が楽しめる。釜山=牧野美加

 

カマゴル小劇場

釜山市蓮堤区巨堤洞18-22 地下1

(051) 858-5955 1588-9155

http://www.kamagol.co.kr

地下鉄3号線「巨堤」2番出口より蓮山ロータリー方面へ30m

地下鉄1号線 「蓮山洞」5番出口より裁判所方面へ150m






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