▲ドラマの一場面を再現したフォトゾーン
釜山の新たな夜景スポットが、釜山の虎川村(ホチョンマウル)に登場した。人気ドラマ「サム、マイウェイ」で有名になった、釜山のいわゆる下町の美しい夜景が見られる「ナミルバー」を再現した韓流ドラマの観光地が、新しく造成されたもの。
釜山市は昨年から進めてきた「サム、マイウェイ」ロケ地の造成工事が終了し、今月22日午後5時30分に開場式を行うことを明らかにした。釜山鎮区オムグァン路に位置する虎川プラットフォームで関連機関、地域住民と共にロケ地の開場イベントを行う。今回の事業は、韓流ドラマのロケ地の観光環境面での造成、観光商品開発、PRやマーケティングなどを通して観光客を誘致するべく、市と区、釜山デザインセンターが共に推進してきた。

▲虎川村の夜景
同市は特に昔の面影と、ロマンチックな夜景が同時に満喫できる虎川村を20~30代の若い層にアピールするべく工夫を凝らしてきた。虎川文化プラットフォームには、劇中にも登場した夜景が広がる「ナミルバー」を再現し、客が気軽に立ち寄れる空間に。ドラマの場面をモチーフにしたフォトゾーンや、焼酎瓶を用いたライトを吊るせる空間など、さまざまな体験イベントも準備されている。

▲ドラマの一場面を再現したフォトゾーン
カン・ジェソン虎川村住民協議会長は「2017年に放送されたドラマが、1年半を過ぎた今でも、テレビの再放送やSNSの影響で1日数十人が訪れる。元々あるドラマのセットも活かし、照明もアップグレードしたので、下町独自の温かみのある夜景をより楽しめ、カメラに収められるだろう」と話した。市の関係者は「今月中には虎川村をモチーフにした観光商品のデザインも開発される予定。今後も同エリアが国際的な人気観光地として定着するまで、持続的にPRとモニタリングを継続していく」と明らかにした。

▲虎川文化プラットフォーム