▲サーフィンの名所として人気の釜山松亭海水浴場(写真=釜山観光公社提供)。
真夏の暑さを一気に吹き飛ばす釜山の旅行コースとして、マリンスポーツ以上のものがあるだろうか。釜山観光公社は8月の旅行テーマに「海を満喫!マリンスポーツベスト5」を選定し、サーフィン、カヤック、ヨットなどマリンスポーツツアーを積極的に勧めた。
■海へダイビング&カヤック
5年前から釜山市西区松島(ソンド)海水浴場には、海開き後は誰でも無料で楽しめる釜山唯一の海ダイビング台がある。松島海水浴場のダイビング台は砂浜から80メートルほど離れた場所にあるため、この距離を泳いで渡れる人だけがダイビングに挑戦できる。水深が6~7メートルはあり、泳ぐのに慣れていない人は危険な可能性があるため、避けたほうがいいだろう。

▲松島海水浴場の海ダイビング台
ダイビング台には3メートル、5メートルの2種類。初めてのダイビングは3メートルの高さから始めるのが安全だ。頭から飛び込むより足が先に入る姿勢で飛び込むのが安全だ。ダイビング施設は今月31日まで利用可能。
釜山でカヤックを無料で体験できる場所は2カ所。水榮(スヨン)区広安里(クァンアルリ)の海水浴場と水榮川だ。この2カ所では10月31日まで毎週水曜日から日曜日の間、カヤック体験ができる。月・火曜日は休業日だ。申込みは韓国海洋少年団の釜山連盟でできる。
■サーフィン&ヨット&カイトボード

▲広安里カヤック体験
海雲台(ヘウンデ)区の松亭(ソンジョン)海水浴場の場合、海辺が砂になっているので初心者でもサーフィン講習を受けやすい。韓国国内のサーフィン大会が4大会ある中、2大会が釜山で行われるなど釜山はサーフィンに持ってこいの町だ。
カイトボードはカイト(帆)を使い、水上でジャンプしながら行うエクストリームマリンスポーツだ。ヨーロッパやアメリカ、南太平洋地域を中心に旋風を巻き起こしており、釜山では多大浦(タデポ)海水浴場の海洋マリンスポーツセンターで有料で楽しめる。装備が軽いため老若男女誰でも楽しめるが、危険性が高く必ず専門家の指導が必要だ。安全装置が備わったカイトを選ぶことと、安全規則を守ることが最も重要だ。

▲水榮湾ヨット競技場
海雲台区の水榮湾ヨット競技場と冬栢(トンベク)島のザ・ベイ101、南区龍湖(ヨンホ)湾遊覧船ターミナルでは、ヨットツアーが体験できる。さらに今月15日まで、釜山松島海水浴場、水榮湾、龍浦湾一帯などでキーマウィーク(大韓民国国際海洋レジャーウィーク)のイベントも行われている。