20年間、釜山の自然や名所、イベントなどの「100景」を描いてきた画家の許翬(ホ・フィ)さんが、釜山市の支援を受け、画集『釜山100景(Busan's 100 Scenes)』(上の写真)を出版した。
金井山(クムジョンサン)や梵魚寺(ポモサ)、長安寺(チャンアンサ)、釜山アジアド主競技場、花火祭りなどを描いた絵に、韓国語と英語の解説が添えられている。許さんは「釜山を訪れた外国人観光客や友人へのお土産などにもいいのではないか」と話す。

▲機張(キジャン)郡・長安寺の秋の風景(許翬さん提供)
一方、『釜山100景』の出版を記念して11月20日まで、中区新昌(シンチャン)洞の「BNK釜山銀行ギャラリー」で「火の中から咲き始めた絵-釜山100景」展が開催される。
展示されるのは釜山100景を皿などに描いた陶磁画。許さんは「1年半ほどかけて制作した陶磁画から、展示する作品を厳選した」と話している。