▲昨年4月、釜山市機張郡の大邊港で行われた機張カタクチイワシ祭りの様子(写真提供=機張郡庁)
毎年およそ100万人が訪れる釜山を代表するグルメ祭りの「機張(キジャン)カタクチイワシ祭り」が、今月25日から28日まで、4日間の日程で開催される。 釜山市機張郡の大邊港(テビョナン)一帯で行われる今回の祭りは、今年で23回目を迎える。今年の祭りには年齢を問わず誰でも機張のカタクチイワシを楽しめるさまざまな体験イベントが行われる。カタクチイワシの無料試食、100人分の大型カタクチイワシビビンパ作り(混ぜ体験)、カタクチイワシ捕りおよびワカメ捕り体験、生カタクチイワシと特産品分け合いイベントなど。生カタクチイワシと特産品分け合いイベントは、祭りの途中に設けられる休憩時間にクイズを行い、正解した観光客にプレゼントが当たる形式のイベント。機張郡の海洋水産課関係者は「カタクチイワシ捕りは昨年まで船の入船時間に合わせて行っていたが、今年からは予め漁具を準備し、特定の時間を気にしなくてもいいよう改善した」と話した。 祭り3日目にはカタクチイワシを使ったゲームが楽しめる。スピードさばき、重さ比べなど、ランク付けをして商品がもらえる「カタクチイワシギネス」プログラムが行われる。 体験イベントほか、祭りを盛り上げるジャズやポップス、トロット(演歌)歌手の公演も行われる。伝統漁業文化を伝える公演、歌謡祭など今年新たに加わった公演にも注目だ。機張カタクチイワシ祭り推進委員会の関係者は「夜間は大邊港を〝光の港口〟に変えるなど、個性豊かなイベントもあるので楽しんでほしい」と話した。
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