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[Busan AsiaGateway] 「釜山市立美術館」開館20周年記念展、7月29日まで - 「釜山ㆍ慶南」 旅行ㆍ情報の窓口
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「釜山市立美術館」開館20周年記念展、7月29日まで
[発行日]  2018-03-20 오후 5:13:34

日本統治時代から朝鮮戦争(1950~53)当時までの、釜山の文化芸術や社会、歴史を知ることができる展示が開かれている。1920~30年代、釜山で活動していた安藤義茂などの日本の作家や、釜山で初めて西洋画を始めたイム・ウングなどの作品を多数展示し、釜山美術の開花期にスポットを当てた。

釜山市立美術館は3月16日~7月29日、開館20周年特別記念展を2階展示室で開いている。「モダン、混成:1928-38」と「避難首都・釜山ー絶望の中に咲いた花」の2部構成。月曜休館。

1部「モダン、混成:1928-38」は、近代美術の胎動期である日本統治時代の釜山美術を紹介。植民地下の朝鮮に居住または訪問しながら活動していた日本人画家の作品を紹介し、韓国近代画家との交流関係にスポットを当てる。これまで、この時代の釜山美術の研究は、地域の作家の作品のみに注目していたせいで、多面的かつ多重的な状況理解が不足しているという声が多かった。油絵やドローイング、版画などの作品149点と、資料約80点を展示する。

この時期の日本人画家の中でもっとも注目を集めるのは安藤義茂(1888~1967)。安藤は1926~38年、釜山で暮らし、人々の日常や風景を描いた。1928年から始まった「釜山美術展覧会」の審査委員として活動しながら地域の美術家と交流し、彼らに大きな影響を与えた。今回の記念展では彼の作品約40点を紹介。中でも1929年の『市場風景』は、手の平ほどのサイズだが、市場の風景を精密に生き生きと描いている(上の写真)。

この頃は、日本に留学していた地域の作家が帰国して活動を始めた時期でもあった。イム・ウング(1907~94)は1928年、東京美術学校に入学、絵を学んで帰国した。ウ・シンチュル(1911~92)は1933年、イム・ウングの個展を見たのを機に彼を師事し油絵を描き始めた。キム・ジョンシク(1918~88)は東京帝国美術学校西洋画科で学んだ後帰国し、作家や教育者として釜山の近現代美術界の形成に大きな影響を与えた。

▲イム・ウングの『静物』

1939年末に結成された釜山初の西洋画の同人団体「春光会」の活動も注目を集める。キム・ナンベ、ソ・ソンチャン、ウ・シンチュル、ヤン・ダルソクなど地域の作家や、畠山滋などの日本人作家が会員として活動していた。展示会を3回開き、西洋画の様式をもとに「最新の感覚」や「モダン」さを表現した。

2部「避難首都・釜山ー絶望の中に咲いた花」は、朝鮮戦争当時、全国的な「文化の溶鉱炉」の役割を果たした釜山での美術活動を紹介する。釜山に避難し、活動したイ・ジュンソプ、キム・ファンギ、チャン・ウクチン、パク・スグン、チョン・ギョンジャ、ペク・ヨンスなど韓国近現代美術の巨匠や、ソン・ヘス、ヤン・ダルシクなど釜山近代美術の主な作家など、計26人の作家の作品101点を展示する。避難してきた作家たちが生計のために皿や花瓶に絵を描いた「大韓陶器」の歴史や、当時の生活を反映した映画なども紹介する。

朝鮮戦争中、展示がよく開かれていた「ルネッサンス茶房(喫茶店)」の内部を部分的に再現したコーナーもある。






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