現在、韓国にある建物のうち最も高い(階数基準)のは、釜山市海雲台(ヘウンデ)区のマンション「斗山(トゥサン)We've The Zenith」101棟(80階・写真)だ。2位(75階)から4位(70階)も同区マリンシティに集まっている。 韓国国土交通部は2016年12月末現在の「全国建築物の現況」を2月13日発表した。それによると、韓国の50階以上の高層ビルの数は、昨年より8棟多い102棟。このうち上位20位内に釜山地域のビルが7棟含まれていた。マリンシティにある5棟と、門峴(ムンヒョン)洞の「釜山国際金融センター」(63階)、海雲台区栽松洞のマンション「The#センタムスター」(60階)だ。基準は建物の高さではなく階数。 現在、建築中の高層ビルも釜山に集まっている。上位15位内(階数)に、釜山ロッテタウン(107階) ▽「海雲台観光リゾート」ランドマークタワー(101階) ▽同住居タワーA棟(84階) ▽同B棟(84階) ▽龍湖湾複合施設「The W」A(69階) ▽同B(69階) ▽同C(69階) ▽同D(69階) ▽釜山鎮区凡川洞「サムハンゴールデンビュー・セントラルパーク」102棟(58階) ▽同101棟(57棟) ▽同103棟(57階)-の計11棟が含まれる。現在、建築中の高層ビルで最も高い(階数)のは、ソウルの第2ロッテワールド(123階)で、高さは555mにのぼる。 一方、建物の高さを基準にすると、最も高い建物は仁川(インチョン)市延寿区の「北東アジア貿易タワー」。階数は68階だが高さは305mと、海雲台区の斗山We've The Zenith(301m)より高い。 |