ハリウッドの映画製作会社マーベル・スタジオの新作『ブラック・パンサー(原題)』の一部が、今年3月、釜山で撮影される。同社は、ヒット作『アイアンマン』『アベンジャーズ』シリーズなどで知られる。 2018年2月公開予定の『ブラック・パンサー』は、韓国で867万人の観客を動員した『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に登場するヒーロー、ブラック・パンサーを主人公とする作品。 釜山での撮影は、3月末から2週間の予定。主な撮影場所として、広安大橋 ▽広安里(クァンアルリ)の海辺 ▽チャガルチ市場 ▽海雲台海水浴場のイベント広場 ▽旧・海事高等学校 ▽南港大橋 ▽センタム4号橋 ▽センタムシティ前道路-などが予定されている。 撮影には、監督やスタッフ総勢約700人が参加するほか、自動車50台や飛行機、ヘリコプターなどが動員される見込みだ。広安大橋と南港大橋でのカーチェースや、海雲台のホテル前でのヘリコプターの離着陸など、迫力あるシーンもある。 マーベル・スタジオの映画の韓国ロケは、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年公開)がソウルで撮影されたのに続き、2回目だ。同作は韓国で観客動員数1,049万人を記録し、ソウルでの撮影シーンは約20分登場した。 *写真は『ブラック・パンサー』の一場面(ウォルト・ディズニー・カンパニー・コリア提供) |