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[Busan AsiaGateway] 豊岡生まれのコウノトリ、金海に姿見せず - 「釜山ㆍ慶南」 旅行ㆍ情報の窓口
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豊岡生まれのコウノトリ、金海に姿見せず
[write date]  2017-03-23 오전 11:44:40

環境にやさしい生態系の象徴として、環境団体や市民の関心を集めてきたコウノトリ「ポンスニ」(上の写真)が、今年は金海(キメ)に姿を見せていない。

ポンスニは兵庫県豊岡市で放鳥されたコウノトリで、2014年3月、慶尚南道金海市翰林面の花浦川(ファポチョン)に初めて姿を見せた。その後、毎年3月になると花浦川に飛来し、3カ月から6カ月過ごしていた。ノ・ムヒョン元大統領の生家がある、川近くの村「ポンハマウル」にちなんで名づけられた。

ポンスニは市民の間で人気となり、直接、姿を見ようと大勢の人が花浦川を訪れるようになったが、今年はまだ一度も姿を見せていない。

ポンスニは現在、花浦川から15~16km離れた昌原(チャンウォン)市の注南(チュナム)貯水池にいることが確認されている。注南貯水池では最近、ポンスニと弟分の「ウルサニ」が仲良く遊んでいる様子が見られた。同じく豊岡市生まれのウルサニは2015年、蔚山(ウルサン)市の太和江(テファガン)で発見されたオスのコウノトリだ。

▲ポンスニとウルサニが遊ぶ様子(注南貯水池の生態専門家キム・テジャ氏提供)

生態専門家や地域の環境団体は「生息環境に敏感なポンスニが、環境の変化に適応できず、花浦川に来なくなったのではないか」と懸念する。

農地に囲まれた花浦川は、生態系がよく保存されている。特に、ノ元大統領が故郷に戻ってきた後、一帯の農地は環境にやさしい農法で管理され、コウノトリにとって過ごしやすい環境になった。

しかし、昨年から、ポンハマウル一帯の農業振興地域の指定解除をめぐる葛藤の余波で、生息環境が破壊され始めた。花浦川周辺の一部地主は環境にやさしい農法で栽培するはずの田に除草剤をまいたり、一部農家は農地を他の用途に活用するため掘削機で田を掘り返すなど、環境を大きく破壊した。

さらに、麦の栽培や稲わら放置など、渡り鳥にエサやねぐらを与えるための「生物多様性管理契約制度」の契約数も大きく減った。ゴミの不法投棄に対する管理も不十分で、生態環境がどんどん悪化しているという指摘もある。生態専門家は「花浦川の生態環境の変化が心配だ。乙淑島(ウルスクト)と注南貯水池を行き来する渡り鳥が経由する花浦川の環境を、一日も早く取り戻さなければならない」と指摘する。金海市の関係者は「ポンスニの生息活動などを現地で確認し、適切な対応策を立てる」と話している。






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