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[Busan AsiaGateway] 「福が来る分かち合い冷蔵庫」実験スタート - 「釜山ㆍ慶南」 旅行ㆍ情報の窓口
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「福が来る分かち合い冷蔵庫」実験スタート
[write date]  2016-01-14 오후 3:14:49

最近ドイツで流行しているフードシェアリング(food sharing)運動のひとつに、『通りの冷蔵庫』がある。鮮度は少し落ちるが食べるには問題ないという野菜や、商品性が落ちる果物などを、通りに設置した冷蔵庫に入れておき、必要な人が持ち帰るというもので、ドイツ全域約100カ所に設置されている。韓国では京畿道(キョンギド)高陽(コヤン)市でも運営している。
 
釜山でもこの「通りの冷蔵庫」の実験が行われる。沙上(ササン)区庁は「厳弓(オムグン)農産物市場と釜山セビョク市場、毛羅(モラ)3洞住民センターに、『通りの冷蔵庫』を参考にした『福が来る分かち合い冷蔵庫』を設置し、2月から運営する予定だ」と1月13日発表した。

方法は、厳弓農産物市場と釜山セビョク市場の商人たちが、形が不ぞろいで商品性が落ちる果物などの食材を市場の分かち合い冷蔵庫に入れておき、沙上区庁が毎日これを取り出して毛羅3洞住民センターの分かち合い冷蔵庫に入れる、というもの。毛羅3洞付近の住民は、必要なだけ冷蔵庫から食材を持ち帰る。また、一部の食材は、手作りの弁当を独居老人や低所得層の子どもたちに配る奉仕団体に届けられる。

「福が来る分かち合い冷蔵庫」は、沙上区のアイデアがもとになった。区の関係者は2年前のドイツ研修で「通りの冷蔵庫」のことを知った。ソン・スッキ区庁長は「毛羅洞は福祉の需要が高い地域で、所得が少ない人にとっては果物や野菜などを買うことも負担。大きな農産物市場がある沙上で、商人と社会的弱者を結びつければ、そうした問題を解決できると考えた」と話す。

商人たちもこのアイデアに満足している。厳弓農産物市場のチョン・ビョンウン=ヒャンド青果商人会長は「農産物を寄付しようと思っても、日々の仕事に追われて、寄付する場所まで農産物を運んでいくのさえ難しい。結局、鮮度が落ちた農産物は、もったいないが廃棄することが多かった。普段から寄付活動をする商人は多いが、分かち合い冷蔵庫を設置することで、寄付活動がより活性化するだろう」と話す。

分かち合い冷蔵庫の実験には心配もある。各自が必要な分だけ持って行き、多くの人が共有することが重要だ。1人でごっそり持っていってしまう人がいると、本来の意味が薄れてしまう。

この実験が成功した場合、沙上区長はこれを区全域に拡大する計画だ。そうなれば、福祉の域を超えての個人間のフードシェアリングも拡大され、残飯を減らす効果も期待される。

*写真は京畿道高陽市の鼎鉢山洞住民センターで運営中の分かち合い冷蔵庫(沙上区庁提供)






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