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[Busan AsiaGateway] 「井戸茶碗は晋州の民家で使われていた祭器」 - 「釜山ㆍ慶南」 旅行ㆍ情報の窓口
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「井戸茶碗は晋州の民家で使われていた祭器」
[write date]  2015-06-29 오후 3:55:50

朝鮮前期に日本に渡り、茶器の名品と珍重され、国宝にもなった「井戸茶碗」。慶尚南道梁山(ヤンサン)市で、父親の名をとった「申正熙窯」(シンジョンヒヨ)を運営する申翰均(シン・ハンギュン)陶工(55)は最近、「井戸茶碗は慶南・晋州(チンジュ)の民家で使われた祭器だった」という主張を、日本の野村美術館の刊行物『研究紀要』(2015年第24号)に、日本語で発表した。

シン陶工は陶芸家としては珍しく、『私たちの茶碗の物語』や小説『神の器』など、執筆活動を通して井戸茶碗にまつわる謎を追跡しており、井戸茶碗を韓国式の「黄陶沙鉢(ファンドサバル)」という名前で呼ぼうと主張してきた。日本の研究論文集で、自身の主張を発表するのはこれが初めてだ。
 
この論文でシン陶工は、「黄陶の土は主に慶南西部の晋州付近で出土するピンク色がかった高嶺土(カオリン)で、陶片は晋州地方付近の民窯でのみ出土している」と主張する。

民俗学的には、民家の祭器は通常、糸底が高い。黄陶も同じく糸底が高い。

また、祭器には真ちゅう製や木製の器がよく使われた。しかし、それらとは材料が異なる黄陶の形態は記録にないことから、郷校などの公的な祭祀ではなく、民家で使われていたと推測される、と主張する。

また、民家の祭器についての記録がなかった朝鮮初期にだけ生産され、晋州付近の土を使ったため全国的には現れなかったとするほか、一般の食器と区別するための梅花皮(かいらぎ)や枇杷色も祭器であるとする根拠になるとしている。

*写真は重要文化財の「井戸茶碗 銘 細川」。畠山記念館所蔵。(シン・ハンギュン提供)






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