5月5日、慶尚南道梁山(ヤンサン)市の熊上(ウンサン)青年会議所が主管したこどもの日のイベントで、熊上体育公園から飛ばした“願い事風船”が、日本の広島県で発見された。 発見された風船(写真)は、願い事を書いて飛ばした多くの風船のうちの一つ。将来の希望は「調理師」と書かれ、子どもが飛ばしたものだった。 広島で風船を発見したのは「オカムラケイコ」という日本人。 オカムラさんは、風船を発見したときに撮った写真と韓国語で書いた手紙を、熊上青年会議所宛に郵送した。 オカムラさんの年齢は不明だが、韓国語の手紙は一字一字はっきりと正確に書かれており、韓国語ができる人物とみられる。 手紙には「願い事風船に『調理師』と書いた紙が張ってあったので、将来は調理師になりたいようですね。この風船がこうしてはるばる飛んできたのだから、調理師の夢もきっと叶うと思いますよ」という応援メッセージが書かれていた。 熊上青年会議所のクォン・ウォノ会長(40)は「風船が日本まで飛んでいったというのも信じられないような話。しかも、風船を見つけた人がそのまま捨てずに、応援の手紙まで送ってくれて感動した。風船を飛ばした子どもとオカムラさん、2人の願い事が叶いますように」と話した。 熊上青年会議所は梁山市と共に、手紙を送ってくれた日本人と風船を飛ばした子どもの確認作業に入った。 |